MPEG1キャプチャに挑戦!

ページ作成日 99/09/24

最近、インターネット上でハマっているものがあります。それはMPEGキャプチャの動画ファイル。気軽にダウンロード出来て自由にビデオクリップなどが手に入る時代になりました。

超快適な回線速度でお気に入りのCATVインターネットなら、1つの動画ファイル(1曲45メガ程度)なら回線が空いていれば3分ほどで落とせます。すっかりハマってしまいましたがそうなると今度はそれらの素材を自分で作ってみたくなってきます。個人で楽しむため著作権問題は深く考えないものとして(不特定多数に配信しなければですけどね)、手持ちのビデオテープをキャプチャしてCDRにでも保存すれば邪魔なテープを処分することも出来るはず。コレはかなり魅力的な機能です。

何でそんなもんが必要なのか?

家にはビデオテープが散乱しています。映画ならレンタル屋にでも行けばいくらでも手に入りますが、TVで放送した番組(ドラマはともかく、バラエティ番組は2度と再放送しない)は2度と手に入りませんのでずっとそのまま録っておいたりしています。

しかしCDRに落とすとしても、その肝心な保存画質はいかがなものだろうか。まったく無知な状態からスタートしてみました。

 

事前調査

ネット上で検索したり、馴染みの質問掲示板でいろいろとお世話になり、少しは知識が付きました。どうやらキャプチャカードには、MPEG1形式にハードウェアでリアルタイムに圧縮するものと、キャプチャした画像をそのままJPEG形式(モーションJPEGというらしい)としてハードディスクへ垂れ流すだけの無圧縮ボードという2種類があることがわかりました。

ハードウェアで圧縮する物はやはり高価です。無圧縮ボードは初期投資は安いがキャプチャした画像の容量がかなり大きくなるのでやめた方がいいという結果になりました。

あと、どうせなら普段使っているOS(Windows-NTです)で使えて、さらにTVの代わりとしても使いたい。小窓で映像を流せて、すぐにフルスクリーンへ切り替えられればgood!。

しかし問題が・・・意外にも、キャプチャのエントリーモデルの多くはWindows95/98がターゲットにして作られており、NTには対応していない物がほとんどです。エントリーモデルで対応している物は、

アルファデータのTVチューナー内蔵キャプチャーボード「AD-TVK401」
 
(新着情報なのでリンク切れになる可能性もあり)
 後日談:この商品はNTで動くことを偽って販売していた問題商品のため、商品リストから抹殺されました。

か、

IO−DATAのGV−VCP/PCI

のどちらかしかありませんでした。で、搭載チップが新しくなったアルファデータのものを買おうと思ったのですが、新宿のT−ZONEで一度見ただけで、それ以降はどこの店に行っても影すら見あたりませんでした。ヤバそうなくらいキャプチャに詳しそうな外見の店員に聞くと、「アルファデータ?それってどこのメーカーですか?」といった感じで、現実には知らない人がほとんどでした。オイオイ、キャプチャフロア担当なら少しは新製品をリサーチしてくれよなぁ。

で、結局欲しかった無圧縮ボードが手に入らず、最初に買ったのはコレです。

 

とりあえず衝動買いしてみました。

ウェップシステム MPEG−CBOX

ハードウェア圧縮の物です。パラレルポートに接続する方式で、WINDOWS-NTには対応していません。

 

グフ。早速、おなかの中身を拝見!

ネジ穴部分に加工がされていなければ、動作確認の前に、まずは分解。これ常識!(ウソです)。

なるほど、これがハードウェア圧縮のボードか。フレームメモリらしきRAMも実装されています。

この際だからWin-NTはあきらめて、キャプチャをするときだけWindows95(OSR2)を起動させるようにセッティングしました。うーむ、いまさらWin95か。ちゃんと動いてくれるのかなぁと心配でしたが、買ってしまったからにはやるっきゃない! というわけで、久しぶりにWindows95をインストール。さすがはWin95だ、NTと比べて起動が速いなぁ。シャットダウンなんて10倍くらい速いんじゃないのか。Win95とNTは比べる必要もないですがけっこう快適に思えました。(安定すれば、ですけどね。)

 

ところが使ってみると・・・

いやぁ、もうコイツがいやんなっちゃうほど安定しないんですよ。OSのせいなのか、ハードウェアの相性なのかわかりませんが使えば使うほどイライラします。不正な処理になったり、無反応になったりして、一度でも異常な状態で強制終了させると、次に起動するときは必ず上記のように怒られます。OS自体を再起動しないとこのソフトを2度と起動できません。とんでもなく不便なソフトだ。

しかも、付属ソフトには標準インストールでMPEGキャプチャするソフトと、静止画をBMPでキャプチャするソフトを両方入れられるのですが、この2つのソフトを同時に起動させると、100パーセントの確率(笑)でMPEG1キャプチャのソフトが死亡します。これまたOSを再起動しないと復活しない。なんじゃこりゃ。どうせなら「同時起動は出来ないよ」と警告が出てくれればいいんですが。

 

テレビの代わりにもならんぞ!

そのほかにも気になることは、たとえば、普段は映像を垂れ流してTV代わりとして使いたかったのですが、そのままスルーで見ると音声と映像が合っていない(映像が1秒ほど遅れる)ことや、フルスクリーンにすると映像が波をうってしまい、実用にはほど遠い画質となってしまうなど・・・

ようやくキャプチャできました。まずはデフォルト形式であるビデオCDフォーマット。さて出来たMPEGファイルをメディアプレーヤで再生してみます。

率直な感想「うわぁ・・・なんちゅー汚ねぇ画質だ

いや、もしかしたらこれがこのキャプチャという業界の標準画質なのかもしれません。しかし少なくとも自分の目では信じられないほど汚い画像に見えました。ネット上で出回っているMPEGファイルの中で、最悪な画質の物とほぼ同一です。ブロックノイズも出まくりで、当たり前ですがフツーのTVでそのままVTRを見た方がよっぽどキレイです。悲しすぎるぞコレ。3万も出してこれかよ。

設定を煮詰めていけばもう少しは良い画質になるのかとは思いますが、設定を変更するにも、画質調整ボタンを押してもプレビューが表示されないので、どこをどういじったらTV画面に近くなるのかが見当が付きません。これはソフト側の怠慢ですな。ユーザインターフェース設計の詰めが甘すぎる。

かろうじて動いたと思えば、こんどは音声取り込みに失敗します。サウンドカードが安物のYMF724というせいもあるのかもしれませんが、LINE−INボリュームを最大にしてガンガンと鳴らしていても、キャプチャしたファイルは限りなく無音になります。

ちなみにOSはシンプルイズベストということで95をインストールした後は何もソフトを入れていません。これでも不安定ってことは付属ソフトの不具合って事か。

駄目だこりゃ。逝ってよし!

出鼻をくじかれた感じで、このキャプチャユニットを見るのもイヤになりました。キャプチャすること自体の意欲が薄れました。手持ちのビデオテープを処分する計画は、ガラガラと崩れていくのでした。時間と投資だけが無駄になった感じです。このユニットの性能で満足する人もたくさんいるでしょうが、自分の場合はペケです。

 

「初めてのキャプチャ機材購入」の結論

「こんなはずじゃなかった」とは、まさにこういうことを言うんだなぁとつくづく思い、まだまだキャプチャ製品は発展途上な世界だなぁと思いました。はっきりいって実用にはほど遠いです。

ストレスを貯めるユニットとしては、かなり使えますけど。ていうか、そんなもん要ラねぇよ。

 

というわけで、ちかいうちに無圧縮カードか、アイオメガのBUZにでも買い換えます。。。

あ〜 時間も資金も損した!!!プンプン!


後日更新:

予定通り無圧縮カードを買いました!が・・・

まぁ上記リンクを見てくださいな。

 

ご質問は、井戸端会議場までどうぞ。

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