Celeron333を500MHzで動かす
&
Gatewayマシン内部を一掃
ページ作成日 99/05/06
更新 99/05/28
更新 99/06/15
953円で購入したマザーボードPD440FXを使うため、ゴールデンウィークの、ど真ん中の日である5月4日、雨も降ってることだし特にやることがなかったので、バイトの帰りにアキバへ寄ってCeleronを購入しました。(せっかくの休日にいったいなにをしているんだか・・・)
今回はリテール版にしました

なぜかCeleronシールは入っていませんでした。元々PPGA版では入っていないのかな?

お約束、マニア御用達 製造番号シール。これって本当に参考になるんでしょうか?

お値段は,こんな感じでした。
ロットは SL35R
ダイ部分の超拡大図 PPGA版は今回初めて購入しました。最近はスロットばかりいじっている身としては、486に戻った気分でなかなかレトロな感じがして、良いです。しかし結局は下駄を使ってスロットになってしまうんですが(笑) |
リテールファンの甲高い音が大嫌いなのですが、サードパーティー製では、socket370用では、まだ品数が少なく、良さそうな物がなかったので、しかたなくリテールファンを使います。
この粘着シールは、そのままで冷却性が良い・あるいは冷却性が悪いので剥がしてから使うべき、と賛否両論のようです。 |
ソケット370・SLOT1変換アダプター
非常に怪しい・・・ 説明書きが中国語で書いてあります。しかも、なんでエンピツが書いてあるんだ? 小学生用の文房具のような超ダサダサなパッケージで、動作するか心配でしたが、安い(1480円)のでこれにしました。
GIGABYTEのOEMだそうです。店頭ではDUAL可能とのことでしたが、kikumaru.comにて調べてみた結果、どうやってもDUALには出来ないようです。(信憑性に関しては、店側とkikumaru側のどちらを信用するかという問題もありますが・・・) ちなみに、このような如何物を売っているところ(購入したところ)は、JC−WORLDです。 |
|
ヒートシンクを付けない状態で装着したところ。 |
ファンを付けるとこのようになります。 |
説明書・・・
|
一応、説明書は付いていましたが、自分は読めませんでした(笑) まぁこんな単純なPCキットであれば、挿しこんで動けばOKなので、説明書など不要です。 |
ノーマルで動かしてみる
BH6にて、まずは規定クロックで起動させます。 まず、いきなりPD440FXに挿してみました。OKです。333MHzにて動作しました(当たり前か)。つぎに自宅のBH6に挿してみます。しかし・・・映らない。電源も切れない。仕方がないので主電源を切って、celeronを挿し直します。おぉ、今度は出ました(上写真)。なんかスロット型CPUって、接触不良の率が非常に高いような気がします。以前もこのように起動しなかったものを挿し直して起動させた物がありましたので。・・・所詮はファミコンのカセットと同一ですかね。 |
BH6なら、そのままで固定OK!
ファンケーブルの長さがギリギリです |
リテンションユニットに関して。 いままで使っているCPUはCeleronでしたが、ペン2もどきケースを使っていたので、そのまま固定できました。そして問題なくNTを起動できました。さて、ここまでたどり着けば、さっそくオーバークロックの下心がウズウズとしてきました(笑) しかし、BH6ではBIOSからすべて変更できるからといって、ここでいきなりクロックを上げては、本物の「バカ」認定となります。後のこと(最悪の事態・つまりデータ破壊)を考えないといけません。まずは規定クロックで起動させ、動作確認をします。これでOKなら、セカンダリスレーブに古いHDDを繋いで、重要なデータをばっさりとバックアップします。よし。準備はOK。これでいつ壊れても大丈夫(笑)いや、できれば壊れてほしくないけど・・・ |
ベースクロック100で500MHz
| さて、セレロンのオーバークロックの世界ではおきまり、ベースクロック(FSB)100MHzをぶち込みます。
おぉぉーー起動しました。ひとまず大ハズレでは無さそうです。NTも問題なく起動しました。いろいろと日常やっていること(WINAMPで音楽を鳴らしながら、1分おきにメールチェックをしながら、ブラウザを5個ほど起動してお気に入りページを巡回、シリアル接続のデジカメデータを転送、その画像を加工、フロントページでhtml編集しながら、FTPで出来上がったページを転送しながら、またブラウザを起動して表示確認・・・)といった、普段自分が操作していること(典型的な「ながら人間」なのである)をやってみます(というか、最近の自分のパソコンの使い方はほとんどコレです)。数時間使って、一度もエラーは出ませんでした。著名な高負荷ソフト、hdbench、super_piなどテキトーに走らせてみます(あまりベンチは好きではないけど)。問題は1つも出ませんでした。これなら常時500MHzでいけるようです。電圧も規定値(2.0V)でOKです。いままではSEPP版で463MHz(2.1V)だったので、ちょっと嬉しいです。
cpu-idは665です。はじめて動作クロックが500を越えてくれました。 それにしても、約5年前、V30−10MHz(PC−98DO)からV33A−16MHz(PC−98DO+)へ移行した際、あまりの速さに感動していた自分はいったい・・・内部動作クロック比で50倍ですか・・・CPUの性能進化とは、実に恐ろしいです。 |
ベースクロック112で560MHz!?
ためしに、ふざけて112MHzをぶち込んでみました。おぉぉ!!!BIOSまでは起動しました。このセレロン君はアタリ品で、けっこう根性あるのかも。さすがにOSは起動しませんでした(NT−LOADERでエラーになる)。電圧を上げたりして細かくいじってみれば、常時使えるのかもしれませんが、なにしろHDDがIDEなので、ベース112MHzはやめておきます。まぁ普段は重いソフトも使わないし、ゲームもしないので、WEB鑑賞と画像処理ちょこっとで500MHz出れば十分すぎます。 |
で、ようやくGatewayの話題へ
| さて、本題のgatewayには、ソケット7のマザーが付いていましたが、まず、これを外します。かわいそうに、短い命でした。M2−333も、jetway J−5TXAも、2ヶ月しか使いませんでした。今日付けで発表された情報ですが、ナショナルセミコンダクタは、ソケット7の事業から撤退するそうです。うーむ、M2ついに敗れたり・・・
|
例のPD440FXを固定します。そして、いままで自宅で使っていたCeleron300Aを突っ込みます。
相変わらずBIOSではペン2−300と出ますが動作はOK。こいつを常用させることにします。あれ?celeron333はどうなったんだ?このマシン用に買ったんじゃないか?いやいや、そうですが・・・もともとベース66のマシン用で購入したので、オーバークロックに関してはまったくやる気がありませんでした。なぜ333を買ったのかというと、いちばん安かったから(最近300Aは、プレミアが付いてるようなので買いたくありません)。しかしふたを開けてみれば、500MHzで常用できるので、ベース66のマシンに使うのはもったいないです(笑)・・・というわけで、メインの方と入れ替えることにしました。こっちのSEPP版も463で安定して動くので、ちと勿体ない気がしますが・・・ |
いつものように組み立てる
|
元々あったマザーボードを取っ払って、PD440FXを装着。ぱっぱと配線を仕上げます。うーむ、このマザー、前オーナーに見捨てられてしまいましたが、再び牛筐体へ里帰りですね(笑)。きっと本人(本板?)も喜んでいると思います。各種信号コネクタは、プラス・マイナスがバラバラでした。こんなものはランプが付かなければ逆さまに直せばOKなので、気にせず差し込みます。で、案の定(?)HDDランプが付かなかったので、逆さまに差し込んで無事点灯、完成です。 |
|
ここでひとつ裏技を。このように配線すると、本来12V流れるはずのファンに、5Vが加わります。うまくいけば非常に静かなファン駆動となるので、自分のPCがうるさいな、と思っている人には是非オススメです。劇的に静かになります。なお、赤い線は、5Vラインのコネクタへ押し込むだけでバネが働いて抜けにくくなり、特に固定のためのハンダ付けなどをしなくても大丈夫でした。 なお、実際の弊害としては、当然冷却力が落ちるので、その辺も考慮してやりましょう。 |
リテンションは重要だ
| これからgatewayの筐体で使うマザーボードであるPD440FXは元々ジャンク品だったので、リテンションがありませんでした。現実にそのままCPUだけ挿しただけできちんと動いているので、リテンションなんて要らねぇやーなんて思っていました。そして、数時間WEB鑑賞をしてから、おもむろにヒートシンクがどれだけ熱くなってるかなーと指で触ったところ、全然熱くなかったです。5V駆動のファンなのにしっかり冷えてくれています。これなら大丈夫だ。
さて元に戻って画面に目をやると・・・ 暴走してリブートしてます(爆笑) ・・・どうやら指で触ったときにCPUがグラついて接触不良を起こしたようです。やはりリテンションは必要ということがわかりました。 |
幸いにもAbit−BH6を購入したときに、リテンションキットがセレロン用とペン2用と、2つ入っていましたので、これを流用することにします。異なるメーカーなので大丈夫かなぁと心配です。ちなみに、今BH6を購入すると、マニュアルが小さくなっている上にリテンションキットは兼用の物が1つしか付いていませんでした。 |
リテンション 合いました
きちんと装着できました。これは規格品なんですね。パソコンの部品って、流用が出来ないようにわざと形を変更してあるようなひねくれたメーカーが多いですが、これは意外でした。 |
ガチッと固定。 |
外見変わらず、中身変わる
CPUの真上に電源ファンがあるので、けっこう冷えてくれそうです。 |
ようやくこいつもスロットCPU搭載マシーンになりました。 |
[最新の情報に更新]
|
現在の構成 マザー PD440FX CPU Celeron300A HDD FBEX3.2G VGA グラブラMA334 SCSI DC390 LAN (RTL8139) SOUND YMF724 |
いまの一番のネックは、VGAカードですね。
化石チップであるシーラスロジックGD5464ですから・・・
近日中に、安価なPermedia2でも買ってきます。
追加情報 99/06/15
シリコングリスを塗り直す。
最近、気温が上がってきたためなのか、セレロンを500で駆動していると、NTにて、とてもいや〜な
「ブルーサンダー」
がお目見えになる機会が増えてきました。特に画像編集などで重い作業をしているときによく出てくれます。こんな不安定なマシンは使いたくないので、とりあえずベースクロックを83MHzへ落とします。しかしこの周波数はPCIやIDEに負担を掛けるので(本来33MHzのところが約41MHzになるため)いまのところHDDが、オーバークロック耐性の低いIBMにもかかわらずきちんと動いていますが、あまり続けるわけにはいきません。しかしいまさら定格で動かすのもしゃくだしなぁ(って、どういう理屈だ)。
そこで、冷却装置を見直してみることにします。やはりオーバークロックをする際にリテールファンだけでは役不足というのは本当でしょうか。自分はあんまりそうは思わないんですが・・・あんなにけたたましい動作音をさせるのだから、もうちょっと働いてもらわなければなぁ。断じてリテールファンはダメって言う人の多くは、社外CPUファンメーカーにまんまと騙されて踊らされているような気もします。風量に関しては問題ないはず。うちの場合の問題点として、CPUとヒートシンクとの接合部に不具合があることが考えられるかな。これだといくらファンが回っても熱を排出できないので効率が悪い。さっそく診てみることにします。
なんぢゃこりゃ〜・・・唖然です。
![]() |
おいおい、オレは今までこんな状態でセレロン333君を駆動させていたのか。あきらかに熱伝導シートからはみ出てるじゃん・・・ CPUダイ全体から換算して、3分の2位しか乗っかってないぞ。使用中にこれほどまでにずれるのは考えにくいので、おそらく自分の組み付けミスだと思います。 もっと早く気づけば良かったなぁ・・・ |
標準添付のシートを取り外す
![]() |
このシートって、あんまり良い評判を聞かないので、これを機に取り外してしまいます。ドライバーでガリガリとやって、アルコールで拭き取ってキレイサッパリとシートを無くします。なんだか粘着剤の中に糸が混じって入っているようで、たしかにあんまり熱伝導性も悪そうだなぁというのがシロートな私の考えです。
きれいさっぱり。ツルツルです。 |
シリコングリスを塗りたくる
で、例の激安200円グリスを使います。M2以来使っていなかったので、久しぶりにチューブを開けてみると、・・・なんと透明な液体と、グリスの固体とで分離してるではないか!とりあえず透明な液体が出なくなるまでティッシュで拭き取って、それから使用するようにします。安物なので文句はいいません!値段相応に十分役目は果たしてくれています。 |
まぁ大体こんな感じに仕上げます。あとはCPUを載せてグリグリと左右に動かせば、均等にグリスが行き渡って、熱伝導性も良くなる・・・ハズですが効果のほどはいかがでしょう? |
で、結果はどうかといいますと・・・ オーバークロック500MHz駆動(コア2.1V)にも関わらず、
ブルーサンダーは全く出なくなりました!!!!
どんなに重い作業をしていても、全く落ちなくなりました。これは驚きです。いままでの冷却方法が悪すぎたせいなのか、リテール伝導シートを剥がしたおかげなのか、どちらかは特定できませんが、これなら安心してPCの作業ができます。安定しないマシンほど腹が立つことはないですからね。「いつ落ちるんだろう」なんていう不安も無くなりました。
みなさんも伝導シートを貼る際には「位置」に注目してから組み付けましょう。って、こんな失敗する人はあんまりいないとは思いますが・・・ご参考になれば幸いです。