ATマシン 各種信号コネクタの延長ケーブルの制作

99/03/10

前回のMACのモニターをATマシンに繋いでみる は、失敗記事ですが参考になりましたでしょうか。その記事の中に、FMVのRGBケーブルをバラすところがありましたが、あれの同期ケーブルの残骸を使って、何か作れないかと考えていたところ、あるひらめきが浮かんだのでさっそく実行しました。


なぜ延長?

これが前回マックの記事で使ったFMVのケーブルです。コネクタの左側はRGB信号用、右側は同期信号の信号線です。
M2に換装したgateway2000は、元々のインテルマザーボードよりも小さいマザー(J−5TXA)に換装したので、スピーカーケーブルと電源ケーブル、それとリセットスイッチが届かなくなってしまいました。しばらくの間は、たまたま位置的にギリギリで届くリセットスイッチを電源ボタンとして使い、リセットとスピーカーは配線しないで使っていましたが、これでは改造が完全に終わっていないような気分になり、このままにしておけば完成度が低いまま改造が終わってしまいそうです。この問題を解決するべく、この右側のコネクタ・配線を使って延長ケーブルを作ってしまおうというわけです。



症状 & 使用部品


ケーブルが届かない状態です。マザーボードが小さくなればこういった問題も出ることを今回初めて知りました。小さければ小さいほど信号遅延が少なくなり、設計上は良いと言われていますが、フルタワーケースを使っているとこういったところにしわ寄せが来ます。しわ寄せって言うほどのトラブルでもないな。大げさか?(笑)


マックの記事で余った部品です。上の水色のコネクタは、手元に転がっている50ピンの新品SCSIコネクタですが、今回の構想に似ている、いろいろな用途に内部のピンだけ使われ、かなり歯抜け状態になっています(笑)




制作 & 部品流用 


行程は非常に単純です。コネクタにピンをハンダ付けするだけです。ただしこのままではピンの先がむき出しになります。PCの中身は基板が山ほど入っており、万が一これらの金属物が触れてしまっては危険です。そこでカバーのために熱収縮チューブを付けようかと思ったのですが、あいにく手元にはありませんでした。


そこで、シールド部分にスカスカの黒いチューブが・・・これは網線を保護するためにかぶせてありました。これを使わない手はありません。さっそく1.5cm間隔程度に切り刻みます。



仕上がり

そして出来上がった写真がこれ。なかなかうまくいったと思いませんか?(自分で言うな)。こういうアクセサリーって、DOS/Vショップではまだ見たこと無いですよね。というか需要がないのかな。コネクタさえ小さいものに換えればCDROMにも使えるでしょう。生産したら売れるかな。売れるな。3個くらいは(笑)どっかの胡散臭いメーカーがこの記事を見て作ったりして。


ついでにスピーカーケーブルもやってしまいます。手元に、上のような用途不明のケーブルがありましたので、これの白い部分を切り取って、同じようにピンを取り付けます。



余ったピンの処理

さて、電源制御スイッチのピンは2ピンですが、今回のコネクタは3ピンです。1つ削ってしまっても全然問題ありませんが、3ピンとも残しておけば、他の用途にも使えるようになり汎用性が出ます。ただし使わないピンを絶縁処理しなければなりません。これも良いアイデアが。ただ黒いチューブを先端に移動するだけです。これで完全に導電物は中に隠れてしまい、ショートの危険はなくなります。また使いたくなったらビニールチューブを戻すだけで即、使用可能となり、要らないときはチューブで隠す。うーん、なんてスマートな処理なんだ!!!(だから自分で言うなって)



結果報告

実際に接続した写真です。結果はバッチリ(当たり前)。こんな単純な延長ケーブルを付けたところで、動かないはずがありません。電源もきちんと電源ボタンで制御できるようになりました。スピーカーも繋がり、起動時の「ぷっ」も鳴るようになり、これにてようやく満足しました(笑)
 さらにもう1つ作って、どこかにサスペンドスイッチでも設けてみようかな。ただケースの加工に思い切りが必要で、失敗すると悲惨な結果になるので、これに関してはそのうち手を入れてみようかと思います。


部品代はゼロ、こういう単純アクセサリーも持っていて損はないと思います。いざというときに役に立ちますよ。それが1年後に使うことになるか、はたまた一生使わないで終わってしまうかはわかりませんが・・・



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