hp製安物プリンタをネットワーク共有させる
(deskJet710C)

ページ作成日 00/04/18
公開 00/05/12

えへへ、やっと自分の部屋にプリンタを買いました。苦節5年、なんで買わなかったのか不思議ですが自宅にプリンタがないままずっと過ごしていました。

DECOMビデオいきなり分解のほうでちょろっと書きましたが、買った機種は

ヒューレットパッカード Deskjet710c

です。文章の一部は、DECOMのほうから転記してます。

 

ようやく自宅へプリンタが。

ちなみに2個買いました。(居間用と自分の部屋用)

さて、このプリンタですが、コジマにて新品処分価格で14800円でした。これじゃぁアキバの最安廉価機種のキャノンBJ-F100よりも安いんじゃないの。なんでこんなに安いのかと販促のかわいいオネーチャンにきいてみたところ、

「この機種はUSBに対応していないから、世間ではあんまり人気がない」

だそうで。。。あはは、世間は間違っている。プリンタなんて一度設置したら移動しない。家に固定して設置する機材をUSB接続するメリットなんか、はっきりいってゼロ。ノートパソコンで印刷したい場合には有効かもしれないけど、それならLANで繋げばいい。俺にはUSBなんざ全く関係ないことだな。ミドルレンジのプリンタをたわいもない理由により廉価機の価格で入手出来ました。しかもプリンタケーブル付き! 使ってみたら非常に静かで満足〜!

あ、そういえばhpのおねぇちゃんは、かなり知識が豊富で、ほぼ全ての疑問に答えてくれました。唯一、Windows-NTの存在を知らなかった程度で(プリンタがNTに対応しているかどうかを聞きたかった)、印刷や印字品質に関する疑問は即答でした。対応も良かったですしレジまでカートで運んでくれたし、臭いパーツ屋と違って大手のディスカウントショップはとても気持ちよく買い物が出来ます。普段は陰気くさい店でばかり買い物していたので、ちょっとカルチャーショックを受けました。

このプリンタを買う以前に、自宅に設置してあった最初のプリンタは、時代を大きくさかのぼって、NECの名機であり迷機でもあるPC-PR201(初代)を使っていました。もうとっくに処分しましたが、その後はスター精密のAR-2450、エプソンVP1000、エプソンHG-3000で、それ以降はプリンタを買ってません。はっきりいって前述のプリンタは全てとてつもない騒音を発します。これよりもうるさいプリンタなんて今の時代は絶対に存在しないので、すべてのプリンタがとても静かで、非常に速く感じます。

 

インク装填〜 新品はいいねぇ。

パカっと開けて、入れるだけ。カンタンだね。

昔、ドットインパクトのインクリボンの詰め替えで、えらい目に遭ったことがあります。

 

LANで繋ごうと豪語しましたが。

んで、上記で軽々と「LANで繋げばいい」なんて言っていますが、よく考えてみると、廉価機種っていうのはネットワーク共有に対応していない場合があることをすっかり忘れていました。そんなマヌケなプリンタは、おそらくエプソンとキヤノンの最廉価機種だけかと思い、NECにもOEM供給する自信の持ち主である、天下のヒューレットパッカードなら大丈夫だろう、、、という甘い考えがありました。

しかぁし、箱を開けて説明書を見てビックリ!710Cも対応してないじゃんかよぉー。やっぱ、こういうことはあらかじめ確認しなきゃダメですね。今回はビデオデッキを買いにコジマへ行き、ついでにプリンタも購入したので、ある意味 かなりの衝動買いになってしまったのが敗因です。やっぱり事前調査は重要だな。

というわけで、半ば共有は諦めていたんですが、コレが出来ないとせっかくプリンタを買ってきた意味がない。なぜならば、プリンタを居間に置いて、家族みんなで共有しようと計画していたからです。

 

なんでネットワーク経由はダメなのか。

しかし、どうも腑に落ちない。単純に考えてみても、OSの動きとしては、ネットワークから来た印刷データをプリンタドライバに横流しするだけだ。ドライバに渡す印刷データを接続PCで自前で作るか、ネットワークから来た印刷データをそのまま渡すか、、、両者はどちらもプリンタに送られるデータとしては違わないと思う。

どうして、プリンタが接続されたマシンから印刷できるのに、外部からネットワーク経由で送られてくるデータは印刷できないのか。

いろいろ調べてみますと、商品ラインナップの面白さに気づきます。最近のプリンタは、プリンタ側にCPUを内蔵して高性能になっています。アウトラインフォントなどをプリンタ側のCPUで計算してしまい、無駄なデータ転送を押さえて、遅いパラレルポートの速度的なボトルネックを補う形で高速にプリントできるようになっています。しかし、この機能を付けるとCPU、RAM、ファームウェア開発などで当然製造コストが上がります。そこで、計算をぜんぶPC本体でやらせて、プリンタ側には出力装置だけ装備して脳味噌がほとんど無い製品がいくつか出ています。それが異様に価格の安い廉価プリンタってわけです。

Linux系のOSでノケモノ扱いにされているWinMODEM(ソフトウェアモデム)なんかもこの考えですね。たしかにwindows上でドライバが高度な演算をして、モデムとして動けば問題ないのでしょうけど、CPUパワーは吸い取られるし、なにか特殊な環境に移るととたんに動かなくなってしまいます。

このようなことから、共有に制限が出てくる理由として、プリンタに脳味噌が省かれて計算能力がないためなのかと思っていたのですが、ウチの掲示板にてさまざまな情報を頂き、類似機種にて共有が出来ているという、貴重な体験談をお聞きしました。ということはハードウェア的には対応していて、製品ラインナップ上の戦略でなんらかの制限をしているんじゃないかと推測。

いろいろやってみたところ、どうやら付属のCDROMを使うと共有タブが消えてしまい、共有が出来なくなることがわかりました。しかしWin95、NT4.0では標準では適合するドライバが入っていないため、付属のCDROMを使わない限りは不明なデバイスの扱いになってしまいます。

そこで、最新のOSであるwindows2000で試してみることにします。そろそろWindows-NT4.0の扱いの難しさに飽き飽きしていたので、ちょうどよい機会です。さっそくアキバへGo! ・・・って、win2000ならアキバじゃなくても売ってるんですけど。ついでに仕事で買わなければならないものもあったし、まぁいいや。

いままでベータ版とかRC2とかをセコセコ使っていましたが、どうせならRC2じゃなくて正規版を用意しようと決め、ラオックスでアカデミックパックのwin2kを手に取り、ささっと会計。えへへ、学生って便利だなぁと実感。ところでRC2っていうのは、正規版が発売された現在、厳密にはもう使ってはいけないんですね。

ライセンス問題を調べている人がMSのサポートセンターに聞いてみたところ「個人的に実験する程度なら、今後も使ってもかまわない」と言われたそうですけど、RC2はほとんどのヘルプが英語で使いにくいし、いくらMSといえども正規版になれば細かい不具合も修正しているはずなので、この際だから正規版を導入です。

 

なぜ動かないんだ〜!!!

win2000を買ってきたまではいいんですが、これをインストールするまでに、えらく茨の道をたどることになり、5回再インストールしてもマトモに動かず、、、。何がダメかって、ネットワークのコンポーネントのインストールに必ず失敗するんです。LANカードを変更してもいっこうにダメ・・・

結局、偏屈デュアルセレロンマザーボードのBP6が原因でした。BIOSを最新のもの(QQという管理番号)にアップデートをしてみたところ一発で導入できました。なーんだ原因はBIOSか。やっぱBIOSって重要だなぁと改めて感じた。みんなも怖がらずに気軽にアップデートしよう!(冗談です。不具合があるときだけやろうね)

いやぁ、ホントに毎度毎度A-Bitにはヤラれます。ところで、QQのBIOSは評判が悪いようですが、ウチでは大丈夫です。

なんでここまでハマったんだろう。BIOSやハードウェアを疑わなかった原因は、おそらくwin2k-RC2が同じ環境下で不具合なく動いてくれた実績があったからだと思います。RC2ではBP6でもデュアロン環境でもいたって普通に動いてたのにね。まったくMS君も面白い仕様変更をしてくれるもんだ。原因不明なブルーサンダーは本当に体に悪い。めちゃ疲れたゾォォ。。。ガソリン代返せ! もとい、貴重な時間(正味9時間くらい)返せ!と叫びたい。

で、話を元に戻してwin2000で上記と同じ作業(付属CDROMを使って普通にセットアップ)をやってみました。

すると、、、、!!

おぉ!共有タブが出てるよぉ!!!

・・・と、結果的にはぬか喜びでした。残念無念。

 

敵のガードは強いぞ!

一見セットアップは普通に完了したように思えるのですが、いざクライアントから印刷しようとすると

「ローカルに繋がっていないとダメ」

とエラーが出てしまい、やはりネットワーク共有をすると跳ねられてしまいます。うーむ、これは諦めて退散する方がいいのか。

いやいや、もうちょっと頑張ってみよう。

ここで気づいたのですが、付属のCDがガンのような気がしてきました。

問題のCDROM。

そこで、付属のドライバCDを入れないでWindowsにあらかじめ入っているデフォルトのドライバで認識するかどうか、試してみました。

 

win2k標準ドライバで挑戦!

お、見つかったみたいです。

はいはい、入れてみます。

 

どんなバージョンでも、Windowsというものは・・・

あいかわらず、パス指定の物覚えが非常に悪いですね。

そんなフォルダは無いっちゅーの。どうしてここまでバカなんでしょう。

i386を指定して完了〜!

 

 

さてさて結果は如何に。

うぉーーー!!!共有タブが出てきた!

なんだか力の抜けそうなくらいカンタンに共有できてしまいました。

えへへ、これで2階から1階のプリンタへ印刷できるようになりました。

しかも、リファレンスドライバとはいっても、詳細タブによりインクの残量チェックやヘッドクリーニング、ヘッドの位置誤差修正などはきちんと出来るので、付属CDを入れないことによる機能制限なども無さそうです。

強いて言えば、はがき印刷ユーティリティとかが使えませんが、そんなものはいらねぇや〜。

 

あっけなく共有を実現。 結論:

付属のCDを入れてインストールすると機能が絞られる

win2k付属の標準ドライバを使うことによって、みごとに共有が出来ました。

あ、それと、ここまでたどり着いたのもみなさんの貴重なご意見のおかげです。ありがとうございます。

ご意見・ご感想・ご質問は、井戸端会議場までどうぞ。

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