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【斎藤Site】 > AV機器の部屋 > ビデオデッキ構造解説 Betamaxの知られざる優れた内部構造SL−J7

ベータマックス博物館
SL−J7

99/12/28
更新 なし


SL−J7


ポップアップローディング型。

SL-J1はピアノ型ボタンだが操作性は軽快になり、だいぶ使いやすくなった。SL-J9は固定ヘッドによるステレオ音声、映像はダブルアジマスヘッド採用の最高級モデル。J7は亜種。

ワイヤードリモコンはスロー/ピクチャーサーチ速度を可変出来るうえにステレオヘッドホン端子を装備、遠くでも音声が聞ける変態設計。

こんな機能は現在では皆無です。 

まずはメカ系統を紹介


カバーを開けた際の全景。


重厚なメカ。旧Uローディング。

旧−右回り、新−左回りです。

ヘッドドラムは、3段重ね構造。


金属パーツをふんだんに使った、タフなリール台。

メカのウラ面

今の機種とは動力伝達の考え方が異なっている。その1つとして、ヘッドドラムとリールモーターは共通の動力源(ドラムモーター)から貰っている。したがって早送り操作を行うとドラムが超高速に回転するハメになり、あまりヘッドチップには良くなさそう。ちなみに最近の機種は、キャプスタンモーターとリールモーターとが共通駆動になっています。

続いて電気系統を紹介


電源ユニットには、どでかい放熱板が鎮座。

いいねぇ。アナログ的な匂いがします。ほとんどの回路がTr/LCR回路で構成。

エンドセンサー、ドラム回転コントロールなど。最近の1チップと違ってここまで回路が露出していると、無性に改造したくなります。

映像信号処理基板。

一時期、東芝暴言サイトで有名になった、基板のパッチ

実際こんなパッチっちゅーものはどのビデオでも当たり前のように使っています。写真を見て騒いでいた人たちは、おそらく機械の中身を一度も見たことがない人だけでしょう。「なんだ、あのイイカゲンな茶色い修正は!」と、かなり声高に騒いでいましたが、自分にとっては、あの写真を見たところで驚きも何もありませんでした。だって、そんな修正なんてどのメーカーも日常茶飯事ですもん。ただ、東芝の場合はハンダ付けの腕が極めて悪かったというのはあったようですが・・・

そんなパッチを見ただけで驚いてはいけません。これは、パッチ修正では手間がかかるので、追加基板です(笑)

んーー、、、こんなのも、昔の機械はしょっちゅうですヨ。

パーツの留め具や絶縁物は、斎藤家では俗称「ネギ」「カステラ」と呼んでいます。ネギは上にある写真にも使われていますね。よっちゃんイカのほうが似ているかも(な、なつかしぃ〜)。特にネギとカステラは、SONYのラジカセなどにはふんだんに使われています。ネギはジャンパー線の絶縁用に使用、カステラは普通の茶色いスポンジですが、主にケースの接合部分のビビリ防止や電池フタの裏側に生息しており、乾電池のガタを防止するために存在しています。しかし風化すると感触がまさにカステラそのものとなり、手にベットリと嫌ぁ〜な感触でくっ付くので要注意です。あ、どなたか正式名称を教えてください。

 この機種全般(というか、たとえばTVチューナなどこの頃のSONY製品全て)にいえることだが経年変化でボタンが陥没しっぱなしになるトラブルが大量発生、おそらく現存しているこの時期のSONY製品はすべて駄目になっているでしょう。

このSL-J9も、予約関連の全てのボタンが陥没しかけていて、ほぼ使えません。




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