Google
 
【斎藤Site】 > AV機器の部屋 > ビデオデッキ構造解説 Betamaxの知られざる優れた内部構造 ベータマックス博物館

ビデオデッキ構造解説 Betamaxの知られざる優れた内部構造
ベータマックス博物館

ベータマックス、、、もう影すら見なくなってしまった。というよりも、みなさん現物を知ってますか?見たことも無いという方も多いかと思います。

斎藤は、内部構造的にはVHSよりもベータのことを凄く気に入っています。なぜ気に入るかというと、やはり芸術的なメカの動きである。しかし、それはコストダウンの仇となり、とうとう市場から消えてしまった。

ベータ(とくにエントリーモデル)に関するWEBサイトも無いようだし、ここはひとつ、分解して紹介しようじゃないか、と言うのがこのページの趣旨です。

斎藤の触った(分解した)ことのある機種 一覧
とりあえずSONYのみ。(存在感の薄いヤツは入っていません)

年代 代表選手の型番
77〜81 SL-7300/SL-8500/SL-8300
81〜82 SL-J1/SL-J5/SL-J7/SL-J7
82〜83 SL-J10/SL-J25/SL-J30
82〜83 SL-F3/SL-F5/SL-F7/SL-F11/SL-F35/そのほか
84〜85 SL-HF55/SL-HF66/SL-HF77/SL-HF900/SL-HF900mk2/SL-HF300
86以降 SL-F101/SL-F201
最終モデル EDV-6000/SL-2100

 

年代 77〜81
代表選手 SL-7300/SL-8500/SL-8300
特徴 初期型。SL-8500はベータ2が採用された(ただしx2固定)。SL-8300はx1とx2の切り替えが可能。

SL-8500は斎藤家のビデオ第一の購入品だが親戚へあげてとうの昔に現存していない。この頃すべての機種がドラムは100ボルト駆動のACモーター。垂直同期の位置あわせは電磁ブレーキにより強引な同期を取っていた。ビデオとは思えないほど、とにかく外見がでかい。上ドラムはごつい。下ドラムは長ぁ〜い(15cm位あります)。操作ボタンはピアノのような押しボタン型。残念ながらSL-6300(ベータ1号機)は最後まで巡り会うことはなかった。

 

年代 81〜82
代表選手 SL-J1/SL-J5/SL-J9/SL-J7
特徴 ポップアップローディング型。J1はピアノ型ボタンだが操作性は軽快になり、だいぶ使いやすくなった。J9は固定ヘッドによるステレオ音声、しかも映像に関して言えばダブルアジマスヘッド採用の最高級モデル。

ワイヤードリモコンにステレオヘッドホン端子を装備、音声が聞ける(笑) J7もステレオ。ヘッドドラムとリールモーターは共通の動力源(ドラムモーター)から貰っている。したがって早送り操作を行うとドラムが超高速に回転するハメになり、あまりヘッドチップには良くなさそう。

この機種全般(というか、たとえばTVチューナなどこの頃のSONY製品全て)にいえることだが経年変化でボタンが陥没しっぱなしになるトラブルが大量発生、おそらく現存しているこの時期のSONY製品はすべて駄目になっているでしょう。

 

年代 82〜83
代表選手 SL-J10/SL-J25/SL-J30
特徴 中期ベータJ系。ビデオデッキが家庭に馴染み始めたときの普及型。斎藤家ではSL-J30を購入。あぁぁF11欲しかったよぉ。外見の違いだけで定価レベルで7万ほど違うのでこのJ30を選択をした人も多いんじゃないかな。メカはJ7系と似ているようだがけっこう手直しがされている。まずはピアノ押し下げ式メカをやめて、すべてプランジャ(電磁メカ)で無理矢理制御している。そのためリモコンをワイヤレスにすることを実現し、本体ボタンもフェザータッチ。それと1ケタのJ系で問題だったリール台とヘッドドラムのモーターの共用使用を廃止して、独立した制御を行う。メカは非常に頑丈。消耗部品とヘッドの交換だけで7年ほど持った。斎藤家のベータはこれでオシマイ。その後VHSのビクターHR-D66へ浮気してベータは捨てる。

 

年代 82〜83
代表選手 SL-F3/SL-F5/SL-F7/SL-F11/SL-F35/そのほか
特徴 中期ベータF系。こちらは高級趣向のモデル。なんと厚さ8cmという、当時の常識を覆した超薄型モデルたちが勢揃い。F3は最安機種ということもあってか、ピクチャーサーチ時にピンチローラーを離すタイプで、トルク不足によりリール停止のトラブルが続出。F11は知る人ぞ知る最高級フラッグシップモデル。インサート、アフレコなどは常識で、スイングサーチというスローモーションボタンがあり滑らかな特殊再生を実現。F5は、予約した情報を音声で喋る。F7,11は高級メカ採用(F11はステレオ出力)。

 

年代 84〜85
代表選手 SL-HF55/SL-HF66/SL-HF77/SL-HF900/SL-HF900mk2/SL-HF300
特徴 中期後半、ベータハイファイモデル登場。デザイン以外はどれも似たり寄ったりだが、HF77はF11と同じ高級メカを採用しており、ただでさえレスポンスの高速なベータなのに、ローディング・アンローディングのスピードも超高速。SL-HF900は斎藤がベータの中で一番愛用した機種であり、5年ほど前にオーバーホールに出してヘッド交換をしてからいまだに温存している。こいつ(HF900)はジョグシャトル搭載で正転・逆転動作時にメカの無駄な動きがないので、他のどのビデオよりも大変レスポンスがよい。だから未だに捨てられない。このときからハイバンド(VHSでいうところのHQ)という言葉が使われはじめた。HF300はレベルメーターのデザインが奇妙。

 

年代 86以降
代表選手 SL-F101/SL-F201
特徴 末期ベータ。メカがコストダウンされたが時すでに遅し。VHS陣営はすでに圧勝していた。メカを微妙にコストダウンするが、巻き戻しピクチャサーチの首振り時間が増えて使い勝手が大幅に落ちる。頑丈な金属フレームは今だ健在。VHSは初期の82年位の頃からプラスチックでしたが、SONY製ベータはJ30などの大型機種を除いてほとんどが金属フレームだった。

リール台のモーターとキャプスタンモーターが共用されるようになる。そのため、巻き戻しピクチャーサーチのときに首振りロスが発生してしまい、ピンチローラーを持ち上げる動作が必要になってメカレスポンスが落ちる。

なぜかカセットハウジングのモーターの共用が無くなり、独立した制御形式となる。やはりあのコッグドベルトを使用した共用設計には無理があったのだろうか。メカはとても静か。

 

年代 終盤モデル
代表選手 EDV-9000/EDV-6000/SL-2100
特徴 この頃になるとマイナーなベータをわざわざ買う人も限られてくるので高画質・高機能向けへ。SL-2100は愛用者から意見を集めて近未来仕様のコンセプトモデルとして出したが評判はイマイチ。この時代のモデルはタマ数がが少ないためジャンクで出回らなかった。



Google
 
【AV】www.saitosite.com/av/av9912/betamax.html
HTML出力時刻:20180921-224435
このサイトに関する質問や、記事の訂正案など、ご意見ご感想をお待ちしております。
お名前
メアド(省略可) 返答が必要な場合にお書きください
メッセージ
添付ファイル 見せたいファイルがあれば添付してください。
(アップ可能拡張子:jpg,gif,jpeg,zip,png,txt,lzh)

無断転載禁止 Copyright 1999-2007 サイトウサイト All rights reserved.